夏バテで食欲がないときでも、おにぎりは食べられるなら選択肢になります。ごはんでエネルギーを補いやすく、少量に分けて食べやすいからです。ただし、吐き気や強いだるさがあるときは無理に食べず、水分を優先してください。
夏バテで食欲がないときにおにぎりを食べるポイント
一度に1個食べきれない場合は、半分や数口から始めます。冷たいままよりも、食べられる範囲で常温または少し温かい状態のほうが、胃に負担を感じにくい人もいます。
- 小さめのおにぎりを選ぶ
- 一口ずつ、よくかんで食べる
- 水や麦茶などを少しずつ一緒にとる
- 食後すぐに冷たい飲み物を大量に飲まない
食欲が戻らないときは、無理におにぎりだけで栄養を補おうとせず、みそ汁、卵、豆腐、ヨーグルトなど、食べられるものを少量ずつ組み合わせる方法もあります。
食べやすいおにぎりの具と避けたい具
具は、脂っこくなく、においや味が強すぎないものが向いています。梅や塩などは食べやすいことがありますが、塩分を控えている人は量に注意が必要です。
| 具の例 | 向いている理由・注意点 |
|---|---|
| 梅 | 酸味で食べやすいことがあります。塩分のとりすぎには注意します。 |
| 鮭 | たんぱく質も補えます。十分に加熱されたものを選びます。 |
| おかか | 比較的あっさりしていて、少量でも味を感じやすい具です。 |
| 昆布 | 食べやすい一方、商品によって塩分量が異なります。 |
| ツナマヨ・揚げ物系 | 脂っこさで食べにくい場合があります。胃もたれがあるときは控えめにします。 |
具材の種類よりも、本人が無理なく食べられることを優先してください。食欲がないときに、苦手な具やにおいの強い具を無理に選ぶ必要はありません。
おにぎりだけで水分補給はできない
おにぎりはエネルギー補給にはなりますが、水分補給の代わりにはなりません。汗を多くかいたときは、水や麦茶などを少しずつ飲み、汗の量や体調によっては経口補水液などを検討します。
ただし、経口補水液は普段の水分補給として誰にでも適している飲み物ではありません。脱水が疑われる場合や、持病がある場合は、製品の表示や医療機関・薬剤師の案内を確認してください。
夏のおにぎりは食中毒にも注意する
暑い時期のおにぎりは傷みやすいため、作ってから長時間、室温に置かないことが大切です。持ち歩く場合は、保冷剤を使い、購入品は表示された保存方法や消費期限に従ってください。
- 手や調理器具を清潔にして作る
- 素手で直接握らない
- 水分の多い具や生ものを入れる場合は特に早めに食べる
- におい、見た目、味に異常があるものは食べない
夏バテで体調が落ちているときは、食中毒の影響も受けやすくなります。保存状態に不安があるおにぎりは、無理に食べないでください。
おにぎりを食べず、水分を優先したほうがよい症状
吐き気や嘔吐がある、意識がぼんやりする、強い頭痛やめまいがある、体が熱い、汗が出ない、立てないほどだるいといった症状がある場合は、単なる夏バテではなく熱中症などの可能性があります。
このようなときは涼しい場所で体を冷やし、飲める場合は少量ずつ水分をとります。意識がはっきりしない、飲み物を飲めない、症状が改善しない場合は、周囲の人に助けを求め、救急車を呼ぶことを検討してください。
食欲がない状態が数日続く、体重が減っている、下痢や発熱がある場合も、早めに医療機関へ相談しましょう。
まとめ
夏バテで食欲がないとき、おにぎりは食べられる量から少しずつ食べるなら選択肢になります。小さめのものやあっさりした具を選び、水分も別に補給してください。
ただし、吐き気や意識の変化、強いだるさなどがあるときは食事を優先せず、熱中症の可能性を考えて対応することが大切です。







