夏バテで食欲がないときでも、豆乳は飲んで問題ありません。たんぱく質やエネルギーを補えるため、食事がとれないときの選択肢になります。ただし、豆乳だけでは水分・塩分の補給が十分とは限らないため、脱水を防ぐ飲み物や、食べられる食品も少しずつ取り入れましょう。
食欲がないときに豆乳を飲むメリット
豆乳には、たんぱく質や脂質などが含まれています。固形物を食べるのがつらいときでも、飲み物なら少量を口にしやすく、栄養を補うきっかけになります。
一度に多く飲む必要はありません。冷たいものが飲みやすければ、少量ずつゆっくり飲んでください。冷たい飲み物でお腹が痛くなりやすい人は、冷やしすぎない温度にすると負担を抑えやすくなります。
豆乳を飲むときに気をつけたいこと
豆乳は、汗をかいたときの水分や塩分を十分に補う飲み物ではありません。暑い場所にいた、汗を大量にかいた、尿が少ないといった場合は、水や経口補水液なども状況に応じて利用します。経口補水液は、脱水状態が疑われるときに使う飲み物で、普段の水分補給として大量に飲むものではありません。
また、豆乳を飲むとお腹が張る、腹痛や下痢が起きる、気持ち悪くなる場合は無理に続けないでください。大豆アレルギーがある人は飲まないでください。初めて飲む人や、子どもに飲ませる場合は、体調を見ながら少量にします。
調製豆乳と無調整豆乳の選び方
無調整豆乳は大豆の風味が強く、調製豆乳は砂糖や香料などで飲みやすくしている商品があります。食欲がないときは、飲みやすさを優先して選んで構いませんが、糖分やカロリーが気になる場合は、商品パッケージの栄養成分表示を確認しましょう。
豆乳飲料には、果汁や糖分などを加えたものもあります。商品によって栄養成分は異なるため、「豆乳飲料ならすべて同じ」とは考えず、たんぱく質や糖質などを表示で確認してください。
夏バテで食欲がないときの飲み方
豆乳を飲む場合は、次のように少量から試すと、体調の変化を確認しやすくなります。
- 冷たすぎない豆乳を、まず少量だけ用意します。
- 一気に飲まず、数回に分けてゆっくり飲みます。
- 腹痛、下痢、吐き気、かゆみなどがないか確認します。
- 問題がなければ、無理のない範囲で少しずつ量を増やします。
- 水やお茶、必要に応じて経口補水液も取り入れ、豆乳だけに偏らないようにします。
豆乳だけで食事を済ませる状態が続く場合は、おかゆ、うどん、スープ、ゼリー、バナナなど、食べられるものを少量ずつ加えてみましょう。食欲が戻らないまま長引く場合は、原因が夏バテ以外にある可能性もあるため、医療機関への相談を検討してください。
豆乳を控えたほうがよいケース
次のような場合は、豆乳を無理に飲まないでください。
- 大豆アレルギーがある
- 豆乳を飲むと腹痛や下痢が起きる
- 吐き気や嘔吐があり、飲み物を受けつけない
- 強い腹痛や発熱を伴っている
- 医師から食事や水分について指示を受けている
意識がぼんやりする、ぐったりして動けない、尿が極端に少ない、水分を飲んでも吐いてしまうといった場合は、脱水が進んでいる可能性があります。夏バテだと自己判断せず、早めに医療機関へ相談してください。
まとめ
夏バテで食欲がないとき、豆乳は少量ずつ飲んで構いません。たんぱく質やエネルギーの補給には役立ちますが、脱水対策や食事の代わりをすべて担えるわけではないため、水分・塩分や食べられる食品も組み合わせることが大切です。







