夏バテで食欲がないときに食べやすい果物は?

夏バテで食欲がないときに食べやすい果物は?

夏バテで食欲がないときは、水分が多く、やわらかく、少量でも食べやすい果物が向いています。特に、バナナ、すいか、柑橘類、桃、ぶどうなどは候補になりますが、果物だけで長く過ごすのは避け、食べられるようになったら主食やたんぱく質も少しずつ加えましょう。

夏バテで食欲がないときに食べやすい果物

果物 食べやすい理由 食べ方の例
バナナ やわらかく、皮をむくだけで食べられる そのまま、つぶしてヨーグルトに混ぜる
すいか 水分が多く、口当たりがよい 食べやすい大きさに切り、冷やして食べる
みかん・オレンジなどの柑橘類 果汁が多く、酸味で口に入れやすい 薄皮をむいて少量ずつ食べる
桃 熟していればやわらかく、香りもある 皮をむき、冷やして食べる
ぶどう 一粒ずつ食べられ、量を調整しやすい よく洗い、必要に応じて皮や種を取り除く
キウイ やわらかく、酸味がある 半分に切ってスプーンで食べる

どれを選ぶか迷ったら、そのときに食べられそうなものを少量選んでください。栄養価だけで無理に決めるより、におい、酸味、温度、食感などが自分に合う果物を優先するほうが食べやすくなります。

目的別に選ぶならどの果物がよい?

水分も補いたいときはすいかや柑橘類

汗をかいて口が渇いているときは、水分の多いすいかや柑橘類が食べやすい候補です。ただし、果物だけでは汗で失った水分や電解質を十分に補えるとは限りません。大量に汗をかいた場合は、水や経口補水液なども状態に応じて使い分けます。

少量でもエネルギーを取りたいときはバナナ

バナナは、すいかなどに比べて食べ応えがあり、少量でも取り入れやすい果物です。食欲が戻ってきたら、ヨーグルトや牛乳などと組み合わせると、果物だけの場合より食事に近づけられます。

酸味で食べやすさを求めるときは柑橘類やキウイ

暑さで口の中が重く感じるときは、みかん、オレンジ、キウイなどの酸味がある果物が食べやすい場合があります。ただし、口内炎、胃の不快感、逆流症状がある人は、酸味が刺激になることがあるため無理をしないでください。

食欲がないときの果物の食べ方

  1. 最初は数口分にする。一度にたくさん食べようとせず、バナナなら数分の1本、すいかなら数切れなど、食べられる量から始めます。
  2. 冷やしすぎない。冷たいものが食べやすい人もいますが、冷たさで胃が痛くなったり、おなかがゆるくなったりする場合は、少し温度を戻してから食べます。
  3. 水分だけで済ませない。食欲が少し戻ったら、おかゆ、うどん、卵、豆腐、ヨーグルトなども少量ずつ加えます。
  4. ジュースは飲みすぎない。果汁飲料は液体で飲みやすい一方、果物そのものより食物繊維が少なく、糖分を多く含む商品もあります。表示を確認し、基本は果物そのものを選びます。

果物だけで食事を済ませ続けない

果物は水分や糖質を補う助けになりますが、たんぱく質や脂質などが不足しやすいため、食事の代わりに長期間食べ続けるのは向きません。食べられる量が少ない間は、果物に加えて、ヨーグルト、豆腐、卵、スープなどを少しずつ試してください。

糖尿病などで血糖値の管理が必要な人、腎臓の病気などで水分やカリウムの制限を受けている人は、食べる量や種類について主治医の指示を優先してください。

食欲不振が続くときは夏バテと決めつけない

食欲がない状態が続く、飲み物も取れない、繰り返し吐く、尿が極端に少ない、強いめまい・意識のぼんやり・高い熱がある場合は、脱水や熱中症などの可能性があります。症状が強い場合や改善しない場合は、早めに医療機関へ相談してください。

夏バテで食欲がないときの果物は、バナナ、すいか、柑橘類、桃、ぶどうなどから、食べやすさを基準に選びます。まずは少量の水分と果物を取り、食べられるようになったら主食やたんぱく質を加えていくのが基本です。