夏バテ時のスムージーに含まれる栄養は、使う食材によって変わります。果物や野菜からは糖質・ビタミン・カリウム、牛乳やヨーグルトからはたんぱく質・カルシウムがとれます。水分補給にも役立ちますが、スムージーだけで夏バテが治るわけではないため、食事の代わりにする場合は栄養の組み合わせが大切です。
夏バテ時のスムージーでとれる主な栄養
| 食材 | 主にとれる栄養 | 期待できる役割 |
|---|---|---|
| バナナ、桃、りんごなどの果物 | 糖質、ビタミン、カリウム、食物繊維 | エネルギー補給や、食欲がないときの栄養補給に役立つ |
| 小松菜、ほうれん草などの野菜 | ビタミン、ミネラル、食物繊維 | 食事で不足しやすい栄養を補う |
| 牛乳、ヨーグルト | たんぱく質、カルシウム | 体をつくる材料や、エネルギー補給になる |
| 豆乳 | たんぱく質、脂質など | 牛乳が苦手な場合の材料になる |
| 水、無糖の飲料 | 水分 | 飲みやすくして水分を補う |
ただし、同じ食材でも量や種類によって栄養量は変わります。市販品の場合は、商品ごとに原材料名と栄養成分表示を確認してください。
夏バテ時に組み合わせやすい食材
果物+乳製品または豆乳の組み合わせは、糖質とたんぱく質を一緒にとりやすい形です。例えば、バナナとヨーグルト、または果物と豆乳を合わせると、果物だけのスムージーよりも栄養を補いやすくなります。
野菜も加えたい場合は、バナナと小松菜、ヨーグルトまたは豆乳などを組み合わせる方法があります。バナナの甘みで野菜の味が抑えられるため、野菜が苦手な人でも試しやすい組み合わせです。
- エネルギーを補いたい場合:バナナ、桃などの果物
- たんぱく質も補いたい場合:ヨーグルト、牛乳、豆乳
- 野菜を加えたい場合:小松菜、ほうれん草など
- 水分を多めにしたい場合:水や無糖の飲料を加える
夏バテ時にスムージーを飲むときの注意点
スムージーだけで食事を済ませない
果物中心のスムージーは飲みやすい一方、たんぱく質や脂質が不足しやすくなります。食事の代わりにする場合は、ヨーグルト、牛乳、豆乳などを加え、別の食事で肉、魚、卵、大豆製品などもとるようにします。
食欲が戻ってきたら、スムージーだけで済ませず、ご飯やパンなどの主食、主菜、副菜を組み合わせた食事に戻しましょう。
砂糖や甘味料の入れすぎに注意する
果物にはもともと糖質が含まれるため、砂糖、シロップ、加糖の飲料をさらに加えると、糖分が多くなることがあります。甘さが足りないときは、まず果物の量や種類を調整し、加糖飲料を使う場合は表示を確認してください。
水分補給をスムージーだけに頼らない
スムージーは水分を含みますが、汗を多くかいたときに必要な水分や電解質をすべて補えるとは限りません。普段は水やお茶なども飲み、発汗が多いときは状況に応じて水分と電解質を補える飲料を利用します。
作ったら早めに飲む
果物や野菜、乳製品を使ったスムージーは、作った後に室温で長時間置かないようにします。手洗いをして食材をよく洗い、作ったら早めに飲み、残ったものを保存する場合は冷蔵庫に入れてください。
夏バテのときに向いているスムージーの考え方
夏バテで食欲が落ちているときは、まず飲みやすく、少量でもエネルギーと水分を補えることを優先します。そこに、たんぱく質を含む牛乳、ヨーグルト、豆乳のいずれかを加えると、栄養の偏りを抑えやすくなります。
一方、乳製品や豆乳が体質に合わない場合は無理に使わず、別の食事でたんぱく質を補います。持病がある人や、カリウム・糖質などの摂取量を制限されている人は、自己判断で材料を増やさず、医師や管理栄養士の指示を優先してください。
スムージーを飲んでも体調が戻らない場合
夏バテと思っていても、強いだるさが続く、吐き気や下痢がある、意識がぼんやりする、水分を飲めないといった場合は、スムージーだけで様子を見ないでください。暑い環境で体調が悪化した場合は、涼しい場所で休み、症状が強いときや改善しないときは医療機関への相談が必要です。
夏バテ時のスムージーは、果物や野菜からビタミン・ミネラル・糖質、牛乳やヨーグルトなどからたんぱく質・カルシウムを補える飲み物です。「果物や野菜」だけでなく「たんぱく質を含む食材」も組み合わせること、そして水分補給や通常の食事も続けることがポイントです。







