夏バテ対策で食べやすい魚は、脂が少なく、骨や皮を取り除きやすい白身魚です。たら、かれい、たい、ひらめなどは淡泊で、蒸す・煮る・あんかけにすると食欲がないときでも食べやすくなります。少し食べられる場合は、鮭やまぐろなども、たんぱく質やビタミンを補いやすい魚です。
夏バテで食べやすい魚のおすすめ
| 魚 | 食べやすい理由 | おすすめの調理法 |
|---|---|---|
| たら | 脂が少なく、身がやわらかい | 蒸し物、煮付け、スープ |
| かれい | 淡泊で、煮ると身がほぐれやすい | 煮付け、あんかけ |
| たい・ひらめ | くせが少なく、あっさりしている | 蒸し物、汁物、茶漬け |
| 鮭 | たんぱく質を補いやすく、味付けしやすい | 蒸し焼き、ほぐし身、おにぎり |
| まぐろ | 赤身なら比較的脂が少なく、食べる量を調整しやすい | 加熱したほぐし身、漬け丼 |
| さば・いわし | たんぱく質や脂質を含むが、脂が気になる場合がある | 少量の煮付け、つみれ汁 |
脂っこい料理で胃が重くなりやすい人は、さばやいわしなどの脂が多い魚より、たらやかれいを選ぶと食べやすいでしょう。一方、食欲があり、脂のある魚も食べられるなら、鮭やさばを少量取り入れる方法もあります。
食欲がないときは「魚の種類」より調理法が大切
夏バテで食べにくいときは、焼き魚よりも、蒸す・煮る・汁物にする調理法が向いています。身をほぐして、ごはんやうどん、スープに合わせると、魚だけをまとまって食べるより口に運びやすくなります。
- たらを蒸して、少量のポン酢やだしをかける
- かれいを煮て、煮汁と一緒に食べる
- 鮭を蒸してほぐし、ごはんやおにぎりに混ぜる
- 白身魚を野菜入りのスープに入れる
- まぐろや鮭を加熱し、冷ましたうどんにのせる
酸味のあるポン酢、レモン、梅肉などは、さっぱり食べたいときに使えます。ただし、塩分が多くなりすぎないよう、調味料をかけすぎないことも大切です。
夏バテ対策で魚を食べるときのポイント
魚はたんぱく質を補う食品ですが、魚だけで夏バテを解消できるわけではありません。ごはんやうどんなどのエネルギー源、野菜や果物なども、食べられる範囲で組み合わせましょう。
汗を多くかいたときは、水分も必要です。水やお茶などを少しずつ飲み、発汗が多い場合は食事や飲み物から塩分も補います。ただし、持病などで水分や塩分の取り方を指示されている場合は、その指示を優先してください。
避けたほうがよい食べ方
- 油を多く使ったフライや揚げ物
- 脂の多い魚を一度にたくさん食べること
- 骨が多く、急いで食べると危険な魚
- 暑い場所に長時間置いた魚
生魚や刺身は、体調が落ちているときや、購入後の保存状態に不安があるときは避け、十分に加熱するほうが安心です。特に夏場は、表示された保存方法や消費期限を守り、購入後は早めに冷蔵してください。
迷ったら、まずは白身魚を少量から
何を選ぶか迷ったら、たらやかれいなどの白身魚を、蒸し物や汁物で少量試すのがおすすめです。食べられる量に合わせて、鮭やまぐろなどにも広げていきましょう。
食事や水分がほとんど取れない、強いだるさが続く、吐き気・めまい・意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、魚を食べて様子を見るのではなく、早めに医療機関へ相談してください。







