夏バテ対策になすはどう食べる?

夏バテ対策になすはどう食べる?

夏バテ対策になすを食べるなら、焼く・蒸す・煮るなど油を控えた調理にして、豚肉、卵、豆腐などのたんぱく質と組み合わせるのがおすすめです。なすは水分を多く含み、食欲が落ちたときにも食べやすい一方、なすだけで夏バテを防げるわけではありません。水分、主食、たんぱく質も一緒にとりましょう。

夏バテ対策になすを食べるポイント

なすを夏バテ対策に取り入れるときは、「食べやすさ」と「栄養の組み合わせ」を意識します。なす単品では不足しやすい栄養を、肉や魚、卵、大豆製品などで補うことが大切です。

  • 油を使いすぎず、焼く・蒸す・煮る
  • 皮も食べられる場合は、よく洗って使う
  • 豚肉、卵、豆腐、魚などと組み合わせる
  • ごはんや麺などの主食も適量とる
  • 汗を多くかいた日は、水分と塩分も状況に応じて補う

なすは水分を多く含み、やわらかく調理できます。暑さで食欲が落ちているときは、冷やした煮びたしや蒸しなすのように、のどを通りやすい料理が向いています。

夏バテにおすすめのなすの食べ方

1. 豚肉となすを一緒に炒める

豚肉となすの炒め物は、主菜として食べやすい組み合わせです。豚肉からたんぱく質をとれるため、なすだけでは足りない栄養を補えます。

  1. なすを食べやすい大きさに切る。
  2. 豚肉を先に加熱し、火が通ったらなすを加える。
  3. 少量の油で炒め、しょうゆやみそなどで味付けする。
  4. ごはんと一緒に食べる。

なすは油を吸いやすいため、油を多く使いたくない場合は、先になすを電子レンジで加熱してから炒めると、炒める時間を短くできます。味付けを濃くしすぎると塩分のとりすぎにつながるため、香味野菜や酢を使う方法もあります。

2. なすと豆腐の冷やし煮びたし

食欲がないときは、冷やしたなすの煮びたしに豆腐を添えると食べやすくなります。なすのやわらかさに加えて、豆腐からたんぱく質を補えます。

  1. なすを縦に切り、焼くか蒸してやわらかくする。
  2. だし、しょうゆ、みりんなどで作ったつゆに浸す。
  3. 粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
  4. 食べるときに豆腐、しょうが、ねぎなどを添える。

冷たい料理は食べやすい反面、冷たいものばかりを大量に食べると胃腸の負担になることがあります。冷えを感じやすい人は、常温に近づけて食べるなど調整してください。

3. なすと卵のみそ汁

温かい汁物が食べやすい人には、なすと卵のみそ汁も適しています。なすを煮ることでやわらかくなり、卵を加えることで主菜に近い栄養を補えます。

みそ汁は水分をとれる一方、みそやだしの種類によって塩分量が変わります。汗をあまりかいていない場合や、塩分制限を受けている場合は、薄味を心がけましょう。

4. なすとツナの和え物

電子レンジで加熱したなすに、ツナ、酢、しょうゆ、すりごまなどを合わせると、短時間で作れます。ツナからたんぱく質を補えるため、食事の一品にしやすい食べ方です。

ツナ缶の油や食塩が気になる場合は、商品表示を確認し、油を切る、食塩不使用の商品を選ぶなどして調整します。

なすだけで夏バテ対策になるわけではない

なすは食べやすい野菜ですが、エネルギーやたんぱく質を多く含む食品ではありません。なすだけを食べ続けると、暑さで消耗した体に必要なエネルギーや栄養素が不足する可能性があります。

夏バテ対策としては、次のように一食の組み合わせを考えると分かりやすいでしょう。

組み合わせ 役割 料理例
なす 食べやすい野菜として取り入れる 焼きなす、煮びたし
肉・魚・卵・豆腐 たんぱく質を補う 豚肉となす、なすと卵、なすと豆腐
ごはん・麺・パン エネルギーを補う なす丼、なす入りそうめん
水分 汗や暑さによる水分不足を防ぐ 水、麦茶など

食欲がないときも、主食だけ、野菜だけに偏らないように、少量ずつ組み合わせることがポイントです。

夏に避けたいなすの食べ方

なす自体を避ける必要はありませんが、調理法によっては夏バテ対策として不向きになることがあります。

  • 油を多く使った料理を毎食続ける
  • 味の濃い料理を大量に食べる
  • なすだけで食事を済ませる
  • 冷たい料理や飲み物だけで栄養を補おうとする

揚げなすやなすの炒め物も、適量なら食事に取り入れられます。ただし、なすは油を吸いやすいため、暑さで胃が重いときは蒸しなすや煮物のほうが食べやすい場合があります。

夏バテ対策でなすを食べるときの注意点

腎臓の病気などでカリウムや水分、塩分の制限を受けている人は、なすの量や調理方法について自己判断せず、医師や管理栄養士の指示を優先してください。

また、暑さによるだるさが長く続く、食事や水分がとれない、繰り返し吐く、意識がぼんやりする、体温が高いなどの症状がある場合は、単なる夏バテと決めつけないことが大切です。症状が強い場合や改善しない場合は、早めに医療機関へ相談してください。

夏バテ対策になすを食べるなら、主菜や主食と組み合わせる

夏バテ対策になすを食べるなら、蒸す・焼く・煮るなどで食べやすくし、豚肉、卵、豆腐、ツナなどのたんぱく質と組み合わせるのが基本です。冷やし煮びたしや豚肉となすの炒め物など、食欲や体調に合う料理を選びましょう。

なすは夏の食事に取り入れやすい野菜ですが、それだけで夏バテを防ぐものではありません。水分、主食、たんぱく質も一緒にとり、体調不良が続く場合は医療機関に相談してください。