夏バテのときの納豆の食べ方は?

夏バテのときの納豆の食べ方は?

夏バテのときの納豆は、食べられる量を少なめにして、ごはんや野菜と組み合わせるのがおすすめです。納豆だけで夏バテが治るわけではありませんが、食欲が落ちているときでも、たんぱく質やビタミン類を補いやすい食品です。水分やエネルギーも不足しやすいため、納豆に加えて水分、主食、汁物などもとりましょう。

夏バテのときにおすすめの納豆の食べ方

基本は、冷たいままでも食べやすい納豆に、主食や薬味を組み合わせる食べ方です。無理に1パック全部食べず、食欲に合わせて量を調整してください。

納豆をごはんにのせる

納豆をごはんにのせると、納豆のたんぱく質とごはんのエネルギーを一緒に補えます。食欲がないときは、ごはんを少なめにして、納豆に少量のめんつゆやしょうゆを加えると食べやすくなります。

ただし、たれやしょうゆを多く入れると塩分が増えるため、味が足りないときに少しずつ加えましょう。

納豆に薬味を加える

ねぎ、青じそ、みょうが、しょうがなどを加えると、香りや食感が変わり、食欲がないときでも食べやすくなります。薬味を加えたからといって夏バテが治るわけではありませんが、食べるきっかけを作る方法として役立ちます。

納豆と豆腐を合わせる

納豆を冷ややっこにのせると、火を使わずに食べられます。豆腐にもたんぱく質が含まれるため、主食があまり食べられないときの一品にできます。

ただし、納豆と豆腐だけではエネルギーや水分、ビタミン、ミネラルが十分とは限りません。食べられる場合は、ごはんやパン、果物、汁物なども組み合わせてください。

納豆をうどんやそばにのせる

冷たいうどんやそばに納豆をのせると、のどごしがよく、食欲が落ちているときでも食べやすくなります。卵、オクラ、トマトなどを加えると、具材の種類を増やせます。

めんつゆを多く使うと塩分が増えるため、つゆを飲み干さない、薄めて使うといった調整をするとよいでしょう。

納豆を食べるときに組み合わせたい食品

夏バテのときは、納豆だけで栄養を補おうとせず、足りないものを組み合わせることが大切です。

組み合わせ 補いやすいもの 食べ方の例
ごはん、うどん、そば エネルギー 納豆ごはん、納豆めん
卵、豆腐 たんぱく質 納豆卵かけごはん、納豆冷ややっこ
ねぎ、青じそ、みょうが 香りや食べやすさ 薬味を加える
トマト、オクラ、きゅうり 野菜や水分 納豆サラダ、納豆めん
みそ汁、スープ 水分や塩分 納豆ごはんと一緒に食べる

汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく塩分なども失われます。ただし、汁物やスポーツドリンクが必要な量は、発汗量や体調によって異なります。持病がある人や塩分制限を受けている人は、自己判断で多くとらないでください。

夏バテのときに納豆を食べる時間帯は?

納豆を食べる時間帯に、夏バテ対策として決まった正解はありません。朝食、昼食、夕食のうち、食べやすく、継続しやすい時間に取り入れれば十分です。

朝に食欲がなければ、少量のごはんと納豆、みそ汁などにします。昼や夜に食べる場合も、納豆だけで済ませず、体調に合わせて主食や野菜を加えましょう。

夏バテのときに避けたい納豆の食べ方

次のような食べ方は、夏バテのときに負担や不足を招くことがあります。

  • 納豆だけを食べて、主食やエネルギーをまったくとらない
  • たれやしょうゆを多く使う
  • 冷たい食品ばかりを大量に食べる
  • 暑い室内に長時間置いた納豆を食べる
  • 食欲がないのに無理して一度にたくさん食べる

納豆は冷蔵保存し、パッケージに表示された保存方法と期限に従ってください。開封後は早めに食べ、においや見た目に異常がある場合は食べないでください。

納豆だけでは夏バテ対策にならない理由

夏バテでは、暑さによる疲労、睡眠不足、食欲低下、発汗による水分や電解質の不足などが重なることがあります。納豆はたんぱく質やビタミン類を含みますが、水分やエネルギーを十分に補える食品ではありません。

そのため、納豆を食べるなら、水分をとる、主食を少量でも食べる、睡眠を確保することも同時に意識しましょう。食事がほとんどとれない状態が続く場合は、納豆だけで対処しようとしないでください。

納豆を控えたほうがよい人

納豆にはビタミンKが含まれます。ワルファリンなど、ビタミンKの影響を受ける薬を使用している人は、納豆を食べてよいかを主治医や薬剤師に確認してください。

また、大豆アレルギーがある人は納豆を食べないでください。腎臓病などでたんぱく質やカリウムの制限を受けている場合も、食べる量について医療機関の指示を優先します。

夏バテの症状が強いときは受診を

水分がとれない、繰り返し吐く、意識がぼんやりする、強いだるさが続く、尿が極端に少ないといった症状がある場合は、夏バテと決めつけないでください。高温の環境にいた後に症状が出た場合は、熱中症の可能性もあるため、涼しい場所で休み、必要に応じて医療機関へ相談してください。

軽い食欲低下であれば、納豆をごはん、豆腐、薬味、野菜などと少量ずつ組み合わせるのが食べ方の基本です。納豆は栄養補給の一部として使い、水分とエネルギーも一緒に補うことを意識しましょう。